ここからは自分自身との戦いです。
再会し、やっと二人の時が…
と思ったのはつかの間です。
惚れた晴れたの日々などなく、
寂しさだけが募る日々を過ごします。
お互いに何もない身なら…何度、そう思ったか。
愛する人が出来たとき、
離れたくないと思うのが人の心。
子供が全てと生きてきた彼に、
私だけを見てなどと言えるはずはなく、
一緒にいても寂しさだけが募ります。
側に居て欲しいときに居てはもらえず、
子供のことばかりの日々。
子供達の母親との関係にも
頭を悩ませて来ました。
自分ばかりが我慢しているような、
そんな気持ちが、どんどん大きくなり、
その気持ちを吐き出すことも出来ず、
そんな気持ちを抱いた自分が許せなくなり、
私は自分の我を殺すために自分を傷つけました。
何度も何度も。
５年…６年…経ったころ、
私は、その気持ちに耐えられなくなります。
次にやったら別れると
言われていたにもかかわらず、
自傷行為をしてしまうんですね。
どんなに自分で自分に言い聞かせても
私の心は乱れるばかり。
もうどうでもいい…
どうなってもいい…
そんな思いと
失いたくないという思いの板挟みで
私は我を失っていきました。
私は最終的に
自分の中に芽生えた怒りの感情は
相手にではなく自分に向けます。
今もアルコールが入ると
傷痕がほんのり浮き出ます。
自傷行為をしてしまう人の本当の姿
私には手に取るようにわかる…。
私は自分と向き合い
自分を掘り下げて掘り下げて行きます。
自分の中に目を向けることをやめません。
ですが、
答は自分の中にあるんだよと、
話したところで見たくもないところ、
一般的に良しとされない感情が、
自分の中にあることを
見たくないのが人だと思います。
心理カウンセラーの皆様には、
くれぐれもお願いしたい。
書面で学んだだけのことで測ることの出来ない
複雑な心理が働いていることを忘れずに
クライアントさんに向き合い寄り添うことを。
今日は十五夜ですね…
月明かりに照らされて
心安らかに過ごしたいと思います。
会えるかな…お月様に…。
